みかんを含む柑橘類は世界中で愛されています。
有田みかんなどの温州みかんの他、オレンジやグレープフルーツ、金柑、ゆず、レモンなど様々な品種があり、
日本でも多くの品種が栽培されています。

農林水産省の調査によると、現在、日本全国で温州みかんだけでも114もの品種が栽培されており、
温州みかんを除く柑橘類は88もの品種が栽培されています。
やまがみかん園のある和歌山では43品種の温州みかんが栽培されており、
やまがみかん園でも極早生から晩生まで12品種の温州みかんを育てて出荷しています。

ここでは、柑橘類にはどんな種類があるのかご紹介します。

柑橘類とは

みかんやオレンジなどの柑橘は、柑橘類と呼ばれます。
柑橘類は、ミカン科ミカン亜科のミカン属など3つの属に属する植物の総称です。
ミカン亜科にはその他、33の属があります。

柑橘の種類柑橘の種類

柑橘類3つの属について

一般的に柑橘類と呼ばれる3つの属について、それぞれの特徴をご紹介します。

【カンキツ属】

ミカン科ミカン亜科カンキツ属には、食用となる柑橘が多く含まれます。
カンキツ属の中でも、みかん類、オレンジ類、グレープフルーツ類、タンゴール類、
タンゼロ類、香酸かんきつ類、ブンタン類、雑柑類に分けられます。

  • 温州みかん
  • ミカン類

    代表的な品種といえば、種がほとんどなくジューシーな「温州みかん」です。温州みかんの中には三ヶ日みかんや愛媛みかんなど生産地の名前が付いたブランド名で販売されているものも多くあります。やまがみかん園で育てている「有田みかん」もそのひとつです。近年、極早生品種も登場し、早ければ9月頃から楽しむことができます。その他、江戸時代には主流であった紀州みかんや、インド原産のポンカン、橘、柑子(こうじ)などがあります。

  • オレンジ類
  • オレンジ類

    世界中で親しまれている果物で、生食が可能なスイートオレンジと、酸味が強く加工用に使わられるサワーオレンジに大別されます。主な品種としては、「バレンシアオレンジ」「ネーブルオレンジ」「ブラッドオレンジ」「橙(だいだい)」などがあります。日本で販売されているオレンジ類のほとんどは海外からの輸入品です。少しではありますが、国産オレンジは広島県や静岡県などでも生産されています。やまがみかん園でも「バレンシアオレンジ」を育てています。

  • グレープフルーツ類
  • グレープフルーツ類

    甘味よりも酸味が比較的に強いのが特徴です。1本の枝にたくさんの実がなっている様子からブドウの「グレープ(grape)と呼ばれています。果肉の色合いによって「マーシュ」と「ルビー」の2種類があります。主な品種としては、「ホワイトグレープフルーツ」や「ルビーグレープフルーツ」などがあります。グレープフルーツ類も、ほとんどが輸入によるものです。

  • タンゴール類
  • タンゴール種

    主にミカン類とオレンジ類を掛け合わせてできた交雑種のことをいいます。皮が剥きやすく、オレンジに似た香りと十分な甘みを持つのが特徴です。日本では「清見」や「はるか」「せとか」「タンカン」などが有名です。

  • ブンタン類
  • ブンタン類

    柑橘類の中でも特に大きくて皮が厚く、さわやかな風味が特徴です。「ボンタン」や「ザボン」があります。

  • タンゼロ類
  • タンゼロ類

    ミカン類とブンタン類または、ミカン類とブンタン類を掛け合わせてできた交雑種のことをいいます。果実が柔らかく、ジューシーなのが特徴です。主な品種としては、「セミノール」や「ミネオラ」などがあります。旬の季節は4月から5月で、日本では和歌山県が主な産地とされており、やまがみかん園でも「セミノール」を育てています。

  • 香酸かんきつ類
  • 香酸かんきつ類

    酸味が強いことから、ミカンなどと比べるとそのまま食べるには向かないものを香酸かんきつ類と呼びます。生で食べるよりもお料理や加工品に使われるものが多く「レモン」や「ライム」「ゆず」などがあります。

  • 雑柑類
  • 雑柑類

    自然の中で交配してできた自然交雑種を指します。皮が固いものが多いためナイフを使わないと剥きにくいですが、特徴的な甘みと酸味があり昔から親しまれています。主な品種としては、「八朔」や「伊予柑」「日向夏」などがあります。生命力が強く育てやすいといわれています。

【キンカン属】

中国が原産のキンカンです。
キンカン属の中にもいくつかの種類があります。
直径3cmほどと小さく、皮や種も柔らかいので丸ごと食べられます。

【カラタチ属】

多くが中国北部、中部で栽培されている果物です。
木の枝に棘があり、動物が敷地内に侵入しないように生垣として栽培されていました。
酸味が強く、苦みもあることから果実を生で食べることはほとんどありません。

近年は、あまり生垣として使われていることは見かけなくなりましたが、柑橘類の栽培では大活躍しています。
カラタチの根から地面に近い部分を台木として使い、その上に収穫したい種類の柑橘の枝を指して栽培します。そうすることで、丈夫で病気に強い木に育てることができます。

柑橘には、さまざまな種類があり、生食に適したものから加工に向いているものまであります。
世界中で数多くの種類が栽培されており、新しい品種が生まれています。
やまがみかん園でもいろいろな種類の柑橘を栽培し、販売しています。
それぞれ食べられる季節や味わい、食べ方が異なるので、柑橘の食べ比べを楽しんでください。

「やまがみかん園 和歌直」の柑橘たちはこちらでご紹介しています>>詳しく見る

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